麻疹流行の兆し:続報
先週記事にした麻疹の流行についてですが、一時期「麻疹 松戸」でGoogleの検索ランキング1位になるなど多くのアクセスを頂いており、気にしている人の多さを感じています。
その後も関空での感染など情報が色々と出ているので、載せておきます。
はしか感染者急増 1日時点で57人、15年を超す :日本経済新聞
大阪府は1日までに、関西空港の従業員計26人がはしかに感染したと発表した。いずれも20~30代の男女で接客業務などに携わっていたという。
国立感染研のまとめでは、今年の感染者は8月21日までに32人。この中には関空を利用した旅行者5人のほか、関空の従業員1人が含まれる。他の関空従業員は22日以降に感染が確認され、これを加えると今年の感染者は57人に膨らむ。すでに昨年1年間の35人を上回った計算だ。
感染が確認された旅行者のうち、10代の男性は8月14日に幕張メッセ(千葉市)で開催された大型コンサートを訪れており、感染研によると、同じ会場にいた2人に陽性反応が出ている。
この2人と関空の感染者のウイルスの遺伝子は同じ型で、中国で流行しているタイプという。
このほか、8月26日には東京都立川市の店舗で開かれたアニメイベントに感染者が参加していたことが判明。多摩立川保健所がイベント参加者に注意を促している。
関空の従業員の感染確認者は、22日以降に25人ということで、一気に感染が広がってるのが分かります。
他にも感染者の行動範囲から感染の広がる恐れがあり、注意喚起が。
※(2016/9/9) 記事のリンクが表示されていなかったため修正しました。
国立感染症研究所などによると、7月末に旅行のため関西空港から出国した兵庫県西宮市の10代男性が、帰国後にはしかと診断。同時期に関西空港を利用した旅行者や従業員計5人の感染も判明した。ウイルスの遺伝子は、中国で流行している「H1型」だった。
男性の旅行先ははしかの流行国ではなく、関西空港の出国時に感染したとみている。男性は帰国後、千葉市の幕張メッセのコンサートに参加。同じ会場にいた2人が感染したことも分かった。
感染したまま幕張メッセに行ってしまった男性も、感染したのは関空での出国前と見られるとのこと。
他に関空利用者に海外からの感染者がいて、そこから関空従業員、上記の男性、幕張メッセ、といった経路で感染が広がってるのでしょうか。
ただこれと千葉県松戸市での流行の関連性はあるのかどうか。。感染者が増えてきたのは8月に入ってからで、おおよそ時期としては重なりますが。
色々と情報が飛び交ってきて混乱するところもありますが。。
報道されている通り、感染者が立ち寄ったとされている場所に同席していた場合は、感染を疑って症状に注意。
発熱などが出た場合は、医療機関に直接行かず、電話で相談(感染していた場合に感染源となってしまうため。時間ずらして受診など対応が取られると思うので指示に従いましょう)。
予防接種可能でまだの人は早急に。
いたずらに注意を煽るつもりはないのですが、それっぽくなってしまってすみません。
ただ注意するに越したことはないので、情報を拾いつつ、打てる対策は打っておきましょう。